主役級の存在感!肉豆腐のすき焼き風
肉豆腐はなんとも微妙な存在である。肉は入っているが決してメインをはる料理ではない。
先日夕食に肉豆腐が出たが、よくよく聞いてみると麻婆豆腐を作ろうとしたが長男のお昼ご飯が麻婆豆腐であったため急遽変更して肉豆腐になったようだ。
肉豆腐を作ろう!と意気込んで肉と豆腐を買ってきたわけではない。つまりそういうポジションの料理なのだと思う。
豆腐と肉を使ったメイン料理といえば誰もが思い浮かべるのは麻婆豆腐であろう。
しかし、よくよく考えてみるとすき焼きも肉と豆腐を使ったごちそうではないか。(すき焼きには肉と豆腐以外にも春菊、ネギ、白滝など、重要な脇役が沢山いるが。)
肉豆腐にすき焼きの成分を入れることでいつもと違う存在感を放つごちそうに生まれ変わるのではないだろうか?
肉豆腐のすき焼き風
一口大に切らずにごちそう感をだした牛肉は、香ばしく焼けた香りが食欲をそそる。
しっかり茹でて中まで熱々な豆腐は体を温めてくれる。この季節に嬉しい一品。
材料
- 牛肩薄切り肉 100g
- 絹ごし豆腐 半丁
- 割り下
- 酒 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- 味醂 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- 油 小さじ1
作り方
1.豆腐を弱火で10分茹で、器に盛る。
2.油をなじませ少し冷ましたフライパンへ肉を重ならないように並べ、砂糖を全体に振りかけ、強火で焼く。表面が焼けたら裏返し火が通ったら豆腐の上に盛る
3.2のフライパンの余分な油を拭き取り、割り下の材料を入れ中火をかける。フライパンに着いたうま味をこそげ落としながら沸騰させアルコールが飛んだら火を止め、肉の上からかける。
あくまで副菜であるため肉の量は少なくした。そもそも肉をたっぷり用意するならばすき焼きにしてしまえば良いだろう。