ほんのひと手間でインスタントラーメンをおいしく
休日ランチは炒飯やうどん、パスタなどの麺類を作ることが多いが、余裕がない日はインスタントラーメンに頼ることにしている。しかしいくらなんでも麺を茹でてスープいれてそのまま素ラーメンを「はい、どうぞ!」と出すわけにはいかない。
家族の栄養バランスを考えなければならないし、休日ご飯担当を拝命している身として職務を全うしているとは言えない気がする。
そこで適度にカスタマイズするわけだが、ほんのすこし手間をかけてやるだけでバカにできないラーメンが出来上がるもんだ。いくつか作例を紹介しておこう。
(家に大量にあったという理由ですべて「とんこつラーメン」がベースになっている。)
グリルチキンとみどり野菜のとんこつラーメン
野菜とえのきはラーメンと一緒に茹でてしまう。あまりラーメンに入っているイメージは無いがブロッコリーやアスパラガスも相性は悪くない。
とんこつスープに負けないように強めに塩こしょうをした鶏肉をグリルで焼き、最後に醤油を少しかけて風味をつける。
これらをラーメンに乗っけたら完成。
野菜たっぷりチャーシュー麺、味玉つき
キャベツやほうれん草、舞茸はラーメンと一緒に茹でる。前日に作った煮豚と煮玉子を豪快に入れる。
これなら店で出てきたとしても違和感なく食べられるだろう。
ラー油とすりゴマで坦々麺風
さすがにとんこつラーメンに飽きてきたらラー油とすりゴマを入れてスープをアレンジしてみよう。
なぜかこの日にもチャーシューが余っていたようでチャーシューが入っている。
ポイントは大量の野菜と濃い味付けの肉
どんなものでも良いから冷蔵庫にある野菜やきのこを麺と茹でて入れる。茹で汁はスープのベースにしてしまえば野菜から出たうま味でスープもおいしくなる。
肉はスープで薄まることを見越して濃いめの味付けにして焼く。塩こしょうだけだと物足りなさを感じるため醤油やみりんを入れると良いだろう。
このほんのひと手間を加えるだけでインスタントラーメンは見違えるようになる。
お試しあれ。