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料理のことを書いています

男性が一ヶ月の育児休業を取得して得たもの

9月30日で一ヶ月間の育児休業が終了しました。昨日から社会復帰しております。

育児休業を終えてみて、改めて育児休業を取得して良かったなぁと感じています。得た物が沢山ありました。それについてまとめておきます。

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1.息子の些細な成長もしっかりと感じ取れた。

息子は今日で生後57日。二ヶ月弱です。まだまだ首も座っていないし寝返りもできない。しかし育休中の一ヶ月間で息子はすごい成長しました。

表情がとても増えました。笑ったり、しかめっ面したり、ほけーとしたり、舌出してペロペロしたり、本当に色々な表情を見せるようになりました。

手足も良く動かすようになりました。足の力はとても強くなってよくキックするようになったし、手もただ振り回すんではなく、目的を持って動かすようになってきた雰囲気も感じます。抱っこの時には僕のTシャツを掴んでしがみついてきます。すごく可愛い。

声のパターンも増えました。「あーうー」「うーわー」「はーう」などなど徐々にレパートリーが増えてきました。昨日は「んが!」って言ったそうです。んが!

これからやってくる目に見える成長――寝返り、ハイハイ、物で遊んだり――それ比べると、本当に些細な成長かもしれません。しかし、毎日一緒に居たからこそ、しっかりと感じ取れたのではないかと思います。

また、最初の成長を妻と一緒に感じ取れた事も良かった。

2.スムーズに育児参加が出来た。

赤ちゃんが産まれてから最初の1〜2ヶ月の間、妻子は妻の実家で過ごすパターンが日本では比較的多いパターンだと思います。妻は実家で両親に助けられながら育児に慣れるパターンですね。

この場合、妻と夫で育児経験に差がついてしまい、妻子が自宅に戻ってきてからも夫が積極的に育児参加しづらくなる側面があるかと思います。

我が家の場合は、僕が育児休業を取得して最初の育児から僕が参加しているため、夫婦で試行錯誤しながらやってきた。どうやったら泣きやむだろうか? お風呂の入れ方はどうしたらスムーズにできるか? 寝かしつける時はどうやろうか?等々、夫婦で相談しながら一緒に経験値を溜めていった。

もちろん、育休取得せずとも積極的に育児している男性は世の中沢山います。僕の場合は育児取得した事でよりスムーズに育児参加できたんじゃないかと感じています。

3.料理のスキルが向上しました。

育児休業中は家事全般やっていましたが、特に料理は毎日三食、僕が担当しました。

当初、大好きなスパイス料理とかアヒージョとか作るつもりだったんですけど、授乳中の食事は色々気を使う必要がある事が分かりました。

例えば、香辛料を大量に使う料理は赤ちゃんの内臓に負担がかかるから控えるとか、脂っこい物や乳製品はお母さんの乳腺炎リスクが高まるから控えるとか。

調べれば調べるほど僕の好きな料理は全滅です。困った。じゃあ何作ればいいのさ!?

答え:和食

調べれば調べるほど和食が良いんですよ。煮物とか油使わないし、魚なら肉よりもヘルシーだし、赤ちゃんのためにカルシウムも豊富です。日本食ってすごいなーと改めて思いました。今まであまり積極的に和食を作ってこなかったのですが、これも良い機会だと思い、和食中心の献立を作ったおかげで料理の幅が広がりました。

例えばこんな献立でした。

品目多めでバランスの良い食事を心がけた。和食だけだと飽きてしまうし、やりすぎは逆にストレスになってしまうので、油・乳製品・香辛料を控えめにを意識しつつ、和食以外もたまに作ったり、昼はパスタや焼きそばやフォーなど麺類を作っていました。

育児ダイエット!一ヶ月で4kg痩せました。

当初予想していたよりも育休中は忙しく、ご飯作って掃除洗濯したり、息子を抱っこして屈伸運動したり普段の生活よりもカロリーを消費していました。

ただでさえ和食中心のヘルシーな食生活を送っていたし、眠くなってしまうため、お酒も殆ど飲みませんでした。そしたら自然と痩せていき、一ヶ月で4kgも痩せました。

僕は元々身長が185cmあって体重もちょうど100kgあったので、4kg痩せてもまだまだ肥満体型なのですが、このまま痩せていってくれないかなーと淡い期待をしていますw

まとめ

一ヶ月はあっという間に過ぎ去ってしまい、正直物足りなさも感じています。第二子が生まれる時には2ヶ月取得しようかと考えてます。育児休業はそのくらい良いものでした。

育児休業を取得させてくれた会社や仲間にはとても感謝しています。まだまだ男性が育児休業を取得するにはハードルが多々あります。お金の面だったり、職場の空気だったり。

僕の所属する会社も、普段から社員が働きやすい職場環境を作っている下地にあったからこそ、スムーズに育児休業を取得できました。職場環境って大事だなと改めて思いました。

これからは仕事と育児を両立しながら頑張って行きます。

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